ありふれているけれど優秀な物質・ラクトフェリン

ありふれているけれど優秀な物質・ラクトフェリン

ラクトフェリンは、人間を含む多くの哺乳動物の母乳に含まれる糖タンパク質です。母乳ばかりではなく涙、汗、唾液などにも含まれます。哺乳動物の間で広く見られる、とてもありふれた物質といえます。
しかしラクトフェリンは、強力な抗菌作用をはじめとして、多岐にわたるすぐれた効果を発揮し、生命をはぐくみ、維持するためにたいへん有用です。 ここでは、その数々のすぐれたはたらき、その活用のしかた、そして効率的な摂取のしかたなどを取り上げていきます。
 

ラクトフェリンとはどんな物質か

ラクトフェリン lactoferrin は、別名ラクトトランスフェリン lactotransferrin ともいいます。「ラクト=乳」と「フェリン=鉄」という2つの言葉を組み合わせて命名されています。
この名前は、ラクトフェリンが鉄と結びつく力が非常に強いことから付けられました。ラクトフェリンは、ウシの場合で689、ヒトの場合は692のアミノ酸が結合してできており、「Nローブ」、「Cローブ」と呼ばれる球状の部位が一本のアミノ酸ポリペプチドでつながっている構造をとります。その多数ある「ローブ」が鉄イオンをとらえ、結合します。ラクトフェリンひとつだけで、非常に多くの鉄イオンをつかまえられるわけです。
哺乳動物の血が赤いように、鉄と結びついた物質は赤く見えます。ラクトフェリンも同様で、1939年に牛乳の中から発見されたとき、それは「赤いタンパク質」と報告されました。
 

強力な鉄イオン捕捉力

血液中のヘモグロビンや血漿に含まれる鉄輸送タンパク質・トランスフェリンにも鉄イオンを捕捉する力がありますが、ラクトフェリンのそれはヘモグロビンやトランスフェリンの100倍以上になります。
そのため、「鉄を輸送する」というよりも、「周囲の環境にある鉄を根こそぎごっそりうばい去る」といった方がふさわしいはたらきを見せ、そのことによりさまざまな効果を発揮します。
 

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